プロゴルファー片山晋呉選手の不適切行為の内容について思うこと

男子ゴルフの片山晋吾選手の「不適切な行為」について、

新聞やテレビで連日叩かれていますね。

ゴルフは紳士のスポーツと言われ、ルールや立ち振る舞いをきびしく規定しているようですが、片山晋吾選手は、ゲストにいったい何をしてしまったのでしょう？

ゴルフだけではなく、スポーツ全般に通じるものがあると思うのですが、

メンタルは非常に重要です。

選手も人間ですから、時には気分が乗らないときもあるでしょう。

また勝負の世界ですから、勝ち負けにこだわるのは当たり前で、

負けが続けば自分の生活にも影響が及びます。

今回の騒動の発端は、テレビ、紙面等では

どうやら片山晋吾選手の勝負に対する思いからの振る舞い等が、

ゲストの方にたいして不快な思いをさせたようです。

なにが不快かは、それを受けた本人しかわかりませんが、

ゲストは怒ってすぐに帰ってしまったらしいです。

ここからは私の辛口の推測を書かせていただきます。

そのゲストのかたは、普段からみんなにチヤホヤされていた方なのではないかと。

立場が上と思っている人間は、自分の意に反する行為をする人に対して

よい感情をもちません。

ゴルフが本当に紳士のスポーツなら、そのゲストは怒って帰らずに、

片山晋吾選手をたしなめ、その場で本来あるべき姿を正してあげればよいだけです。

怒って帰るなど、幼稚園児や小学校の低学年の子供がすることです。

スポーツ選手は、みんな勝負師です。

負ければ食い扶持がなくなるのですから、そりゃ真剣ですよ！

「ゴルフ人気が低迷してきて苦しいときになんてことを」と

言っている人がいますが、これからもゴルフ人気はあがりませんよ！

断言します。

だって、お金と時間があるような年配のおじさんたちのスポーツですから。

おじさんたちが勝手に「紳士のスポーツ」とか言っているだけで、

「こんなスポーツができる俺、凄いだろ！」と自慢しているようにしか見えません。

流行らせたいなら、紳士のスポーツとかきれいごと言ってないで、

もっと努力しないとだめですよ！

例えば、道具の値段を気軽に買える値段にするとか、

練習場やコースをもっともっと安くするべきです。

話がそれたので元に戻します。

最近は１人の人間に対してすべての責任を負わせる風潮があります。

やったことは結果的には悪い事だったのかもしれませんが、

その背景にある当事者の意図を考えずに、まずは叩く風潮がわたしは嫌いです。

片山晋呉選手も初めから相手を不快にしてやろうなんて考えてないはずです。

「不適切な行為」なんて書くこと自体が大衆の関心を集めるためだけに書いた

「不適切」な活字です。

みんな大人なんだから、もう少し余裕をもって生きましょうよ。

ワールドカップやオリンピックも近いんだから、

それを生業としている人を、温かい目で見守って

応援してあげましょう！