築地へ行ったので火事の跡地の現在を見てきた
天気も良いので今日は築地へ行って、
食べ歩きでもしようと思い立ちクルマを走らせた。
1時間ほどで到着し、事前に調べてあった
この辺で一番安い駐車場の築地川第一駐車場へ車をすべらせ無事に駐車。
平日だから人も少ないだろうと思い築地場外市場へ入ると、
予想と大きく反して人でごった返していた。
狭い路地では、人がぶつかりそうになりながら行き来している。
直ぐに気が付いたが、客層の9割以上は外国からのお客様で、
店主とお客さんのやり取りもほとんど英語。
これじゃ平日でも混むわけだ。
築地場外市場から晴海通りへ抜け出ると、ふと私の頭をよぎったのが、
昨年の8月におきた火事のことだ。
わたしは好奇心に駆られ、そのまま晴海通りを歩き
火災がおきた現場へ行ってみた。
あれ?
火事の現場はどこだっけ?
あまりにも普通の風景だったので、一度は通り越してしまうほど
火事の現場跡地には悲壮感はまったくなかった。
むしろ活気があり、なにもなかったような雰囲気だ。
昔の人は、戦後の焼けた跡地から
こんな風に力強く生きてきたんだなと感じさせられる思いがした。
豊洲への移転はほぼ決まったようだが、
日本人の底力を表現しているこの築地市場は、
日本人の未来の為にもぜひ残しておいてほしいと思った。